雑多な凧

たいした事を書いていないので、期待せず時間に余裕がある時に読んで下さい。

【0008】例のカボチャ

【例のカボチャ】


私は去年の10月頃に
埼玉県某所でこれを見つけた。

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カボチャ

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カボチャ

私はこのカボチャを大変気に入っており、
このカボチャに「例のカボチャ」と言う名前を付けた。
命名理由は全く深くなく、
その日、同じくカボチャを見ていた友人に後日カボチャの話をする際、
例のカボチャと言って説明の仕方をしたのでそう言う名前になった。

さて、このカボチャの良さを語りたい。

まずはサイズ、
40センチはあろうかと言うボリューム、手のひらに乗るようなカボチャが
その辺に捨ててあったのではなく、両手でギリギリ
かかえられるかどうかのサイズなのだ。
道端にそれが落ちている時の圧倒的存在感には
目を見張る物がある。

仮にこのカボチャが墓場にあったとして

墓場に置いてある地蔵や墓石に、ミカンが置いてあればそれはお供え物になるが、

このカボチャを置くとイタズラか嫌がらせかと思われるだろう。

その理由は明確で、地蔵や墓石よりインパクトが強いから、

地蔵にお供えしてあるハズのカボチャが地蔵の存在感を上回ってしまい

カボチャに地蔵がお供えしてある状態になる。

ただ、いい年の人ならカボチャに地蔵がお供えしてあるハズがないと

知っているから回答は、イタズラか嫌がらせになるだろう。

(あくあくまでもマネしない様に)

今回、このカボチャがお供え物や嫌がらせではなく

カボチャとして存在することが出来たのは

このカボチャが地蔵の前とかではなく、

その辺の道端の畑に放置されていたからであり

カボチャ事態が単体で存在していたからに他ならない。

 

後は形状
私は雑誌の漫画賞に応募を続ける漫画家志望で、中学生の頃から落選を続けている。

このカボチャに出会ってから、私はこのカボチャを題材に漫画を2作品描いた、

理由は簡単、このカボチャの形状に惹かれたのである。

日本で主に食用とされる、凸凹とした緑色のカボチャとは違い、

このカボチャは非常にシンプルな空気抵抗の少ない形状をしている。

表記にすると、緑で凹凸のある奴は「かぼちゃ」で

今回の奴は「カボチャ」である、なんとなく何となくだがカタカナで書きたくなる。

カボチャの良さをこれ以上説明しようとすると「人当たりが良さそう」「草食系」やら

おおよそ例えにならない単語が浮かぶので例えや説明はやめておくが

とにかくこのカボチャは人を引き付ける不思議な魅力をもっている

このカボチャを御神体にして宗教が作れるのではなかろうか。

それと、

ここまでこのカボチャをひいきしといて何だが

決して緑のカボチャを馬鹿にしている訳ではない、

ハロウィンの時期に回転寿司のレーンを小さな緑カボチャが流れて来た時は、

寿司のレーンにカボチャが流れる事のミスマッチさと、

そのカボチャがいわゆるハロウィン向けの

オレンジ色の観賞用かカボチャではなく普通のカボチャだった事もあり

可愛く思えた。

ついでなので以下に私の描いたカボチャの漫画

(Twitterで公開した4ページの物)を貼っておきます。

題名は「カボチャに語る中身などない」です。

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このカボチャを見つけたのは今思うとはるか前の事だが、未だにカボチャとの

出会いは私の人生に影響を与えており、

実は今、私が使っているラインアカウントのプロフィール背景は

このカボチャである。

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一言コメントは気にしないで。

  ライン関係ではもう一つ、

誕生日にメッセージカードを送れる機能を使って、
このカボチャの画像に白文字で「おめでとう」とだけ書いて

友人に送った事がある。

以下に写真があるが、かなりシュールな仕上がりになって、

本来のメッセージカードと言う目的から見事に逸脱している。

友人から特にコメントは無かった。

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メッセージカード

弁解しておくが、

カボチャに影響されていた時期に(この記事を書いている今もだが)
友人の誕生日があったからこそ生まれた画像であり、
その時、私はふざけてこの画像を選択した訳ではない。
ちゃんと祝いたい気持ちもあった、結果は嫌がらせみたいになってしまった気もするが
それはこのカボチャが地蔵よりインパクトがあるせいで
お供え物にならないのと同様で、メッセージカードと言う目的を

カボチャが良くも悪くも超えてしまった為であり、

まとめると

私はこのカボチャを大変気に入っているのだ。

 

 

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